blog虫歯の種類🦷

2024.02.26

こんにちは😃門前仲町橋本歯科医院です🪥 今日は虫歯のお話をしたいと思います!

まず、なぜ虫歯になるのかというと… 歯の表面に付着した歯垢(プラーク)に虫歯をつくるミュータンス菌が棲みつき
糖分を栄養にして酸を出します。
この酸が歯の表面の硬いエナメル質を溶かして虫歯の進行が始まります。

つぎに、虫歯の種類とは…
歯科用語で虫歯のことをC(カリエス)と言います。
虫歯の進行状態はC0〜C4の5段階に分類されています。

〜C0(シーオー)【caries observation🟰経過観察 】〜
表面が浅く溶けた初期状態の虫歯。
表面が白く濁ったり、茶色くなったりしますが痛みはなく
見た目の変化はありません。
削らずに再石灰化を促して経過観察をします。
〜C1(シーワン)〜
エナメル質がおかされ小さく黒ずんだ孔があきます。
こちらも痛みはなく歯科医の目診で発見されます。
この段階では経過観察になる場合と治療になる場合があります。

〜C2(シーツー)〜
象牙質まで虫歯が進行し神経に近づくにつれて冷たい物でしみるようになります。
さらに進むと熱い物でもしみるようになります。
歯科医院での治療が必要です。

〜C3(シースリー)〜
虫歯が神経まで進行した状態。
神経の炎症が起き激しい痛みに襲われます。
炎症が進行すると神経が腐って死んでしまいます。

〜C4(シーフォー)〜
歯は歯根だけになってしまい神経は死んでいるため痛みはありません。
歯根の先に膿が溜まる場合があり、こうなると治療が難しくなります。


痛みが出る前の小さな虫歯を発見して進行を防ぐためには、
歯科医院での定期的な検診を心がけましょう!